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2017年 [木星]

あけましておめでとうございます。<(_ _)>
2016年もあっという間に終わりました。

寒いので正月はのんびりしようと思ってましたが、無理して出かけてみました。
移動時間や撮影環境のかねあいで、最近はほとんど九十九里浜ばかりです。
当然のことですが、東側の空は真っ暗でとてもよいのですが、西側はやっぱ空が若干明るいので星はあんまり見えません。

前回はなんとなく出かけていまいちな結果だったので、目的を定めて行くことにしました。
星図で確認するとアンドロメダは北西の方にあって見えなさそう。。。
時間も遅いしどうしようかなと思っていたら午後1時頃から木星が昇ってくるようです。
というわけで、久しぶりに木星撮影することにしました。
本当は高度が高いほど星の光が空気の層を通過する距離が短くなるので、昇ってきた直後くらいは条件良くないらしいんですけど、気にしない気にしない。

午前1時に到着してみると、おそらく初日の出を拝むために結構な台数の車が来ています。
日の出まで5, 6時間もあるのに早すぎじゃね(。´・ω・)?


前回、木星を観測したのが6/19なので実に半年ぶり。
相変わらずの寒さで手がかじかみ、ピントの調整もままなりませんが何とかセッティングし撮影。
直焦点撮影ではなく拡大撮影です。


2時間程で寒さに負けて撤収。
帰りの道中対向車線は結構な数の車が走っており渋滞一歩手前。
駐車場確保のためにみんな早くに来ていたんですね。


自宅に戻り撮影画像を確認すると、、、、さんざんな結果でした。
一番まともなのがこちら。
IMG_1916.jpg

何これ。(*ノωノ)

ちなみに前回の写真はこちら。
IMG_1006.JPG

半年経って前より下手くそになってます。
寒さでピンと調整は甘かったかもしれませんが、これは酷い。
前回の写真と撮影データを比較してみると、顕著な違いを発見。


(前回)
 ISO-1600
 露出時間1/2秒

(今回)
 ISO-12800
 露出時間1/50秒


やらかしました。
いまだに赤道儀を有効活用していません。
これくらいの倍率にしていると、10秒程度でファインダーの端から端まで木星が移動して見えるため、シャッター速度を速くしないと、ブレちゃうかなーなんて考えてしまいました。
シャッター速度を早くした分感度を高くしているので写りが悪くなったということらしいです。
久々なんだから、事前に前回の撮影データを確認しておけばよかった。(´・ω・`)

北斗七星 [星野写真]

少し仕事が忙しくなり、また間隔あいてしまった。。。
月も明るいので余り乗り気ではなかったのですがとりあえず撮影に行ってみます。

結論から言えば、あまりコンディションが良くないため碌なものが撮れませんでした。
そもそも、この寒さはもう無理。(+o+)
これは3月頃まで撮影するのはちょっと無理かもしれませんね。

何も載せないのも寂しいので、一番まともに撮れてた北斗七星貼っておきます。
まぁつまらない写真ですが、、、(´・ω・)
IMG_1739.jpg

アンドロメダ大銀河 [メシエ]

快晴です。
アンドロメダ大銀河に挑戦してみました。
今日は天気が良いので今回は館山まで遠出です。

どこにあるのかもよく知りませんでしたが、カシオペヤ座から追っていき思いのほか簡単に見つかりました。
ほぼ真上なのでキツイ。。。中腰で真上を望遠鏡で覗くなんて人間の構造的に無理がある。
姿勢を維持するのは30秒くらいが精一杯ですが一応観測できました。
眼視ではモヤっとしたものが見えます。
確かに銀河っぽいですけど、、、こんなもんかといった感じです。
カメラと眼では見え方が違うことはわかっているのですが、あまりに写真のイメージが強すぎてちょっとがっかり(;´・ω・)

続いてカメラをセットして撮影しようと思ったところで、パトカー登場w
感じの良い二十代半ばの警官がやってきました。
人通りの全くない場所なのでチンピラにからまれないよう注意喚起と見回りをしているそうです。
市民の味方であり、夜中にお疲れ様ですとは思うのですが、、、、ヘッドライトと赤色灯を消してくれないと撮影できないじゃん。
駐車場には何台か車が停めてあったので全員に話し終えるまで、30分くらい撮影に移れませんでした。


気を取り直してカメラをセットし終えたところで、急に風が出てきました。
結論から言えば三脚が揺れてしまい、まともに撮れません。
パトカーさえ来なければ(ノД`)・゜・。
一番ましだったのがこちら。
IMG_1580.jpg

撮影した感触としては、風がなかったとしても良い写真は撮れなかった気がしています。
感度変えながら5~10秒くらいで露光時間を変えているのですが、長時間露光でなければ渦巻的なものは写らないようです。
そうなると、いい加減赤道儀に仕事させるため極軸合わせないといけない。
極軸望遠鏡を購入するか悩ましい。

風が強くても星野写真くらいならいけるかなということで、おうし座と冬の大三角を撮ってみました。
IMG_1660.jpg
IMG_1676.jpg


今日の教訓
・天気だけでなく風もNG
・アンドロメダは長時間露光が必要っぽい
・パトカーに邪魔されるケースがある。

ソフトフィルター [星野写真]

残念ながら満月が眩しくコンディションは微妙ですが、久々に週末晴れたので九十九里浜へ行ってきました。


といっても特に目当ての天体があるわけでもないのですが、以前失敗したプレアデス星団を撮ってみます。
IMG_1493.jpg

今回はきれいに撮れました。
直焦点撮影でちょうど画面一杯に拡大されてます。
主要な6個の星がもっと輝くように撮れると良いのですが、まずまずの結果かなと。

続いてオリオン大星雲に再チャレンジ。
IMG_1491.jpg

前回よりも格段に良いです(*'ω'*)
そういえば前回の撮影場所は自宅でした。
空気が澄んでるというだけでこんなにも違うのか。
これまで撮影した写真の中でも一番見栄えがよく気に入りました。


と、ここまで撮影して、異変に気付きます。
寒い!!!
よく考えたらもう10月中旬、夜になれば寒いのは当たり前。
めっちゃ薄着で出てきてしまって後悔(´・ω・`)


新しいメシエ天体を見たいのですが、、、、やっぱ探すのは苦手です。
プレアデス星団とオリオン大星雲は、元々位置をよく知っているし、肉眼でもぼんやり見えるので1分とかからずに導入できるんですけど、よく知らない天体を星図で位置を確認して望遠鏡で探すというのは中々手くいかないです。
とにかく寒くて手がかじかむので早々に断念。

続いて星野写真に移ります。
前回の記事で少し触れましたが、ソフトフィルターを購入したのでぜひ使ってみたかったのです。
というか、これが今日の一番の目的です。

フィルターなしでオリオン座を撮るとこんな感じ。
IMG_1560.jpg

きれいに撮れるのですが、スッキリし過ぎている印象です。


ソフトフィルターを使って同じように撮影するとこんな感じ。
IMG_1557.jpg

主要な星が強調されていい感じになりました。
明るい星ほどにじんで大きく写るみたいですね。
これはますます星野写真が楽しくなりそうです。



実は今回から撮影後の現像処理を変更しています。
今まではデジカメに付属していたCanon Digital Photo Professionalを使用していましたが、いまいち使い勝手が悪いので今回からAdobe Photoshop Lightroom を使用しています。
まだ慣れていませんが、とても使い易いです。


次回目標はアンドロメダ銀河、、、、かな?
※実は今日少し探してみたのですが、アンドロメダの方角は月が近くてよく見えませんでした。

これまでのまとめ(機材編) [まとめ]

台風やら前線やらでずっと曇りor雨が続いて9月はほとんど何もできませんでした。
ど素人が4月末から初めて丸5か月経過したので一旦これまでの整理をしようと思います。

■メイン機材
・望遠鏡一式 (Vixen AP赤道儀シリーズ AP-R130Sf・SM)

Vixen 赤道儀 AP赤道儀シリーズ AP-R130Sf・SM 39979-6

口径13cmの反射式望遠鏡&赤道儀。
正直な感想としては、意外とよく見えます。
土星や木星ははっきり判別できるレベルで見え
思い付きで天体観測を始めてみた私としては、すぐに飽きてしまう可能性もあったので、選択としては無難だったと思います。
反面、やはりもっとよく見るためにより良い望遠鏡が欲しくなったりもします。
カメラを接続するドローチューブが樹脂製であるため強度にやや不安があるという記事をよく見かけましたが、壊れたらその時考えればよいと雑な扱いで割り切って使う分には特に問題ありません。カメラの重みで光軸がずれたりするでしょうけど、このレベルの望遠鏡であれば気にしてもしょうがない。(;^ω^)

またセットに含まれる赤道儀は赤経方向のモーター付き。
本来モーターの役目は星の動きに合わせて自動で追尾するのですが、望遠鏡の極軸を正確に合わせてこそです。現状は目的の方向へ望遠鏡を向ける用途で使用しています。
望遠鏡なんて手で動かせばいいと思うかもしれませんが、手で操作すると揺れが激しく視野から星が出てしまいセットに余計な時間がかかるしイライラします。
モーターをリモコン操作で動かす方が圧倒的に楽ちんです。(-ω-)

不満なところは目盛りがついていないのが地味に不便なことと、自動導入というスーパー便利そうな機能には対応していないことでしょうか。
星の位置も覚えきれていない人には自動導入なんて十年早いという気がしますが、時間が限られる社会人としては将来的に自動導入化できないのはちと痛手です。



・カメラ(Canon EOS Kiss X7i レンズキット EF-S18-135mm)

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7i レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM付属 KISSX7I-18135ISSTMLK

当然ですが天体写真を撮影するためのカメラ。
今のところ言うことなし、初めて使うには必要十分な印象です。
これが使いこなせない限りはより良いものを買う意味もないでしょう。
液晶モニタがバリアングル式で自由に向きを変えられるのはポイント高いですね。
もしモニタが固定式だと、かなり無理な姿勢を強要されて腰を痛めてしまうと思います。



■望遠鏡関連アクセサリ
・2倍バローレンズ

Vixen 天体望遠鏡用アクセサリー 補正レンズ 2倍バローレンズ31.7DX 3674-05

望遠鏡付属の接眼レンズと組み合わせて倍率を2倍にできるので、月や惑星を眼視で観測する際には重宝します。
カメラ主体でやろうとしている人には不要かもしれませんが、持っていて損はないかと思います。



・ポーラメーター

Vixen 天体望遠鏡アクセサリ ガイダー ポーラメーター ポラリエ撮影用 35511

北極星が見えない場所で大雑把に極軸を合わせることができます。
星を追尾しながらの長時間露出撮影をしたことがないので、ポーラメータでどの程度まで極軸が合っているのかまだよく分かっていません。



■カメラ関連アクセサリ
・Tリング
Vixen 天体望遠鏡/フィールドスコープ/撮影用アクセサリー カメラアダプター Tリング ペンタックス用(N) 37308-6

これは良い悪いという話ではなく、カメラと望遠鏡を接続するためには必須です。
機種ごとに専用のものが用意されています。



・レリーズ

Canon リモートスイッチRS-60E3

レリーズの一番の目的はカメラ本体に触れずにシャッターをきるためブレが生じないことでしょうか。
それに加えて長時間露出するためにも必要となります。
一応、デジカメの設定で露出時間を30秒まで変更可能なんですが、そういう運用はあまり現実的ではありません。きれいな写真を得るために、いろんな露出時間で何枚も撮影したりするので、一枚ごとにカメラの設定を変えてたら、あっというまに朝になってしまいそう。

レリーズにはワイヤレスのものなどもありますが、とりあえず扱い易そうなこちらを使用しています。
特にトラブルが起きないのであればワイヤレスにしとけば良かったかなーとも思います。



・拡大撮影カメラアダプター

Vixen 天体望遠鏡/撮影用アクセサリー カメラアダプター 拡大撮影カメラアダプター 39361-9

直焦点撮影では小さすぎますが、このアダプタをつなぐことで接眼レンズをカメラとの間にいれて倍率を上げることができます。
これ自体はレンズも何も無いただの鉄パイプなので、価格が1万円近くするのは納得いきませんが、、、
実際よく使っているので、しょうがないです。(´-ω-`)




AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール CNC加工 アルミ削り出し  18cm GP互換[国内正規品]


Velbon 自由雲台 QHD-33 アルミ製 472922

星野写真を撮影する際、望遠鏡の代わりにカメラを赤道儀に固定するために使用しています。
必要最低限という感じで特に良くも悪くもないですね。
プレートと雲台は↓のねじで固定しています。

NEEWER 1/4







Kenko レンズフィルター MC PROソフトン(A) 67mm ソフト描写用 367889

前回の記事で、明るい星を強調した撮影ってどうやるんだろう?と書きましたが
どうやらこのソフトフィルターというのを使っているらしいです。
まだ使ってないので効果は不明。



■その他

【Sunix】 ハイパワー LEDヘッドライト 【明るさ90ルーメン、照射距離:最大約80m】【IPX4防水性能】【調光モード、夜間モード、ストロボモード】夜の作業 夜釣り キャンプなどのアウトドア活動に適用 単4電池3本で使用可能 SU001

ヘッドライトです。
最初はランタンを使っていましたが、街灯もない真っ暗なところでランタンは使いづらいです。
少し高い位置に設置できるとよいのかもしれませんが、地べたに置いて使用すると、バッグの中や手元は陰になってしまいほとんど見えませんでした。
確実に手元を照らすためにもヘッドライトがおすすめです。
とくに赤いランプが点くものは暗闇に慣れた目がチカチカしなくてとても良いです。


今のところ使っている機材としてはこんなところでしょうか。
これから購入する人の参考になると良いですが、私も素人なので鵜呑みにしないようご注意ください。

射手座・水瓶座 [星野写真]

日曜の夜はあまり時間が使えないですが、せっかく晴れ間が見えていたので撮影に行きました。
場所は九十九里浜です。
移動距離や街灯の有無などを考えると、ここが今のところお気に入りの場所になっています。
難点といえば、西側の空は光害であまり撮影に向かないところでしょうか。


今回は望遠鏡は使わない星野写真にしましたが、いまいちな写真しかとれなかったので、正直なところあまり書くことがありません。|д゚)


たいして綺麗に撮れたわけでもないですが、とりあえず射手座。
IMG_1407_射手座.JPG


続いて、水瓶座。
IMG_1431_水瓶座.JPG


射手座はなんとなくイメージできなくもないですが、水瓶座の方は昔の人が水瓶抱えた人に見えたのが不思議でしょうがない。
娯楽が少ないせいで妄想力が強化されていたのでしょうか。。。(;^ω^)


後日自分でも分からなくなりそうなので、例によって線を引いてみました。
IMG_1407_射手座_2.JPGIMG_1431_水瓶座_2.JPG


よく一等星などが強調された写真とか見かけますけど、あれはいったいどうやって撮影してるんでしょう?
明るく撮ろうとすると周囲も明るくなってしまうし。
カメラ設定の問題なんでしょうけど、今のところさっぱりです。
そろそろ、ちゃんと撮影技術というものを勉強した方が良い気がしてきました。


ちなみに、射手座と水瓶座の間には山羊座がいたはずなんですが、ちょうど雲があってよくわかりませんでした。

オリオン座大星雲 [メシエ]

明日は休日出社予定もないし天気も良いので絶好の機会です。
また、海か山に行こうかなと思ったのですが、
お酒飲んじゃった、、、orz

遠出は諦めてベランダから。


東からオリオン座が昇ってきていました。
オリオン座の股間あたりは肉眼でもモヤっとしたものが見えているので導入するのも簡単なはず。
チャンスです。

久しぶりにカメラを直焦点でセットして撮影してみるとばっちり写ってます。
星雲なんて敷居の高いイメージでしたが、本当に素人でも見れるもんなんですね。
ちょっと感動です。

綺麗に撮るため試行錯誤したいところでしたが、今はメシエ天体の導入から撮影までの練習が主目的なので適当に撮影。
IMG_1370.JPG


初めてならこんなもんか。
志が低いのでこれで満足です。


ここから数時間にわたってほかのメシエ天体を探しまくりましたが全く見つからない。
前回記事に書いた書籍「星雲星団ウォッチング」を見ながらでしたが、読み方を理解しておらず今回はあんまり役に立ちませんでした(・∀・)
酔ってたせいかもしれませんけど。



月がでていたので、こちらもついでに撮ってみました。
IMG_1388.JPG


オリオン大星雲は拡大撮影もできそうな気がしました。
今度試してみます。

メシエ天体が見つからない。 [メシエ]

1か月以上更新が空きました。
というか、更新することが無かったりします。

少々忙しくなってきたことと、せっかく時間が取れる日もあいにくの曇り空。
今日も朝から雲が広がっていて期待できません。(´・ω・`)

この1か月で一応2回ほど観測するチャンスはあったので、その時のことを書こうと思います。
少し記憶が曖昧ですが、、、


7月16日頃? 自宅ベランダにて
そろそろメシエ天体と呼ばれるものを見てみたいです。
いつも通り、大した下調べもせずに時間と方角的な理由で亜鈴状星雲(M27)というのを目標に捜索開始。

市街地なので肉眼で目印となる星があまり見えませんが、まずはアルタイルを起点探していきます。
アルタイルから矢座を見つけて、、、

あれ???
何にも見えません。
2, 3時間粘ってみましたが見える気配もない。
矢座のすぐ近くにM71というメシエ天体もあるはずなんですが、こちらも全く見つかる気配がありません。

やはり、暗すぎて市街地でみることは難しいのかと思い断念。(´・ω・)


7月24日 千葉県九十九里浜
雲はありましたが、そこそこの天気。
肉眼でも多くの星が見えるコンデションでした。

今度こそ亜鈴状星雲を見れるだとうと思いセッティング。
やっぱり見つからない。( ゚Д゚)

矢座まではすぐに見つかるんだけども。
数時間かけて探しまくりましたが結局見つからず、いつの間にか東の空が明るくなっていました。

そろそろ帰るか、、、と思ったところで、おうし座が空に出ていることに気付きました。
おうし座なんて冬に見えるもんだと思ってましたが、明け方近くなると見えるんですね。

おうし座のプレアデス星団(M45:スバル)なら肉眼でも見えるぞと思い、撮影しておきます。
余談ですが、乗ってる車もスバルです。

空がどんどん明るくなる中、慌ててセッティング。
撮影した写真がこちら。
IMG_1300.JPG

拡大しすぎた、、、orz
これじゃ何を撮ったのかわからないですね。



そんなわけで、あまり成果のなかった7月でした。
8月はずっと忙しすぎて一度も望遠鏡を使う機会がありませんでした。


ともかく経験が足りないせいか、淡い星雲を導入するのはどうやら難しいらしい。
ネットで調べてみると、視界に入っているのに暗くて気づけないというケースすらあるようです。
うーん、、、、そのうち見れるようになるんだろうか。
自動導入装置を使えば直ぐに見つかるのかもしれませんが、初心者が最初から楽をしても何も身につかないのでしばらく頑張ってみようと思ってます。


勉強かねて、↓を買ってみました。 導入する際に目印にする星や見え方が書いてあるので参考になるといいのですが。

星雲星団ウォッチング―エリア別ガイドマップ


七夕 [星野写真]

久しぶりの更新になりました。
この季節、なかなか週末にタイミングよく晴れにならずチャンスが少ないですね。
昨日、千葉県の有名なスポットらしい大山千枚田というところに行ってみたのですが、曇天で星一つ見えませんでした。iPadで遊びながら3時間くらい粘ってみたんですけど( ;∀;)
ロケーション的にはなかなか良さそうでしたので、機会があればまた行きたいと思います。

そして本日、久々に晴れました。
日曜夜は翌日の仕事に差し支えるのであまり行きたくないのですが、無理を押して九十九里浜の一松海岸というところへ行ってきました。
もうすぐ七夕ですし、来週晴れるともかぎらないので(・∀・)
そんなわけで、今回は星野写真にチャレンジです。


いつも使ってる赤道儀に望遠鏡の代わりにカメラを直接セットします。
使った機材はこちら。

AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール CNC加工 アルミ削り出し  18cm GP互換[国内正規品]



Velbon 自由雲台 QHD-33 アルミ製 472922








アリガタプレートへ固定した雲台にカメラを接続することで、Vixenの赤道儀に固定できました。
そんなわけで、星野写真に初挑戦です。





まずは蠍座。
IMG_1194_s.jpg

続いて本命の七夕です。
星座が分かりやすいよう、露光時間短めです。
IMG_1244_s.jpg

写真だといまいち分かり辛い、、、(´・ω・`)
線を引いてみたのがこちら。
IMG_1244_2.JPG

これくらいなら多分市街地でも撮影できそうな気がします。
天の川も写るように長時間露光で撮影するとこんな感じです。
IMG_1249_s.JPG

天の川の左右にこと座とわし座。
天の川上に白鳥座がいます。
東洋のお話しで言えば、織姫と彦星、橋を渡すカササギですね。

実は天の川を肉眼で見たのは初めてです。
さすがに写真のように見えるわけではないですが、ぼんやりと白っぽく見えています。

最後にもう一枚天の川。
右端に蠍座が写ってます。
IMG_1267_s.jpg

本日撮影した写真の露光時間は大体5~20秒くらいでした。
長時間露光する場合、赤道儀の機能を利用しないと星が伸びて写ってしまいますが、この程度の露光時間ならあまり気になりません。逆に言えば、普通の三脚と一眼レフカメラがあれば、これくらいの写真はお手軽に撮影できるってことですね。赤道儀意味なしです。

正直なところ、極軸望遠鏡を持ってないので、そもそも赤道儀を正確に設置することができないんです(>_<)
現地で微調整しながら合わせることも可能なんでしょうけど、今の私にはちょっとハードルが高い。
この辺を解決できないと銀河や星雲などは撮影できないんでしょうね、、、
地道に撮影技術を上げていきたいと思います。


個人的には惑星写真より、星野写真の方が撮影してて楽しいです。
もっと大型の望遠鏡ではっきりと惑星が撮れるとまた違うのかもしれません。

拡大撮影 木星編 [木星]

梅雨です。
なかなかスッキリしない天気が続いて、観測の機会が少なくなりました。
今日は雲も少なそうなので、久しぶりに館山まで行ってきました。


到着したころにはかなり曇ってましたけど、、、orz




それでも雲の隙間を縫って木星の撮影です。
自宅が南東向きなので火星と土星はよく見えるのですが、木星は見られないので外に出たときしかチャンスがないんですよね、、、、
そういえば前回の木星撮影も館山でした。


今日はほぼ満月でやたらと明るかったんですが、気にしないことにします。
とりあえず月を見てみるものの、満月は凹凸がほとんどわからなくてつまらない。
さっさと木星に切り替えて眼視で確認すると中々キレイに見えています。
縞模様と4つの衛星もはっきりと。

カメラに切り替えた後、なかなか上手く導入できませんでしたがなんとか撮影。
IMG_1006.JPG

前回より確実にいい感じで撮影できました。
眼視だともっとよく見えてるんだけどなぁ。。。
大赤斑はちょうど見えない時間だったようです。

少し露光を長くしてみると一応衛星も写りました。
IMG_0996.JPG


そして雲が増えてきたため終了。
遠出したのにあっという間でした(´・ω・`)


今度は星野写真に挑戦してみたいと思います。
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